MINISHのご紹介

ミニッシュは、最小限の切削で補綴（歯の形態修復）できる処置方法です。この特性を最大限に活用することを考えると様々なパターンをあげることができます。

むし歯治療の仕上げはMINISH（ミニッシュ）

むし歯治療は、歯髄を除去せざるを得ないか否かで大きく分かれます。残せる場合はむし歯除去として削った箇所の大きさによりCRレジン充填で済むか、インレー（詰め物）で補うかです。歯髄を除去し歯根内部を洗浄・消毒・防腐処理した場合は、歯冠部分そっくりの補綴物で補うことになります。MINISH（ミニッシュ）は象牙質が残っている場合の保護・強化にとても有効ですので、CRレジン充填でもインレー（詰め物）でも同様にむし歯再発リスクを抱えてしまう接合部を覆うことができるのは”治療法”として上位互換であると仮説立てています。

歯列矯正相談のうち一部はMINISH（ミニッシュ）

歯列矯正の相談は毎月何件もいただき、患者さま毎に状況は様々です。理由の良し悪しは別として、奥歯（5番目の歯から7番目の歯）を動かさないことで噛み合わせを変えたくないと診断いたします患者さまにはMINISH（ミニッシュ）での治療を提案いたします。治療費はほとんど変わらずに、要する期間が圧倒的に短くなることで、総合的に負担軽減になるとも位置付けております。

エナメル質の劣化が認められる40歳以上の方へは予防処置としてのMINISH（ミニッシュ）

治療を全て済ませた患者さまや来院当初から予防目的で定期メンテナンスを受けている患者さまの中で、40歳を目安として”30年後まで健康的な天然歯を多く残す”を目的とした予防処置として推奨してまいります。患者さま本人が努力してセルフケアを続けても、劣化してむし歯耐性が落ちている状態の歯を守り続けるのは難しいことなのです。そして、歯並びの悪さが相まってセルフケアが行き届かない場合にも予防力とケアしやすさを向上させるMINISH（ミニッシュ）治療はとても意義があります。