床矯正(しょうきょうせい)のご紹介

「永久歯がなかなか生えてこない」「歯並びが気になる」など、お子様の歯並びに不安がある方には、早めに矯正を検討されたほうが良いかもしれません。開始時期が早いほど、お子様の負担が少なくなる傾向があるからです。
人の体は使用頻度の高い部分を増強し、不要な部分は減退させるようにできています。宇宙飛行士が長期間宇宙に滞在すると全身の骨が脆くなるそうですが、これもその一例でしょうか。歯科の現場でも、歯を失った部分の歯槽骨が減退していて、インプラントを埋め込めない事があったりします。
このように、顎の成長にはよくかむ事が必要ですが、硬いものをかむ機会の減少している昨今、どうしても顎の発達が追いついていないお子様が増えています。また、大人の歯は乳歯より大きいため、乳歯がスキマ無くキレイに生えそろっている状態では、大人の歯が生えるスペースが確保でていないことになり、乳歯が抜けても永久歯がなかなか生えてこなかったり、前後にずれて生えてしまうなど、歯並びに問題が出やすくなります。小児矯正治療は主に床装置を使用して歯の並ぶ場所(歯槽骨部)を広げ、美しく正常な歯並びを少ない負担で実現します。
床矯正という言葉は聞いたことがない方も多いと思いますが、その効果的なシステムから今では小児矯正治療の一部として広く行われている治療です。当院では床矯正が一般的な治療となる前の開業当初から取り扱いを修得し、現在まで1500件以上行ってきた実績があります。また、見た目だけでなく機能的にも正しく矯正するために、噛み合わせや姿勢への影響も考慮した矯正を行っています。無料説明会を開くなど、啓蒙活動にも力を入れておりますので、是非一度ご参加ください。
お子様の成長はとても早く、開始に最適な時期はすぐに過ぎてしまいます。
床矯正に限らない話ですが、根が長く動かしにくい犬歯の生え替わり前までに、成長に合わせて無理なく矯正を進める事が期間も少なく済み理想的です。
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[ ポイント ]
ほとんどの場合、歯を抜かない矯正です

専用器具で歯の生え揃う場所を確保、歯列を整えます

痛みはほとんどありません

食事や発音の授業などで取り外しが自由にできます

床矯正のメリット(特長)

歯を抜かない

費用が安い

痛みなど、本人の負担が少ない

食事時や人前に出るとき、授業などの際に器具を外せる

床矯正のデメリット(注意点)

効果が出やすいタイミングがある

虫歯や歯周病などの治療を終えるまで行えない

大人の場合は歯の重なりが軽度な場合のみ適応

装置を外す時間が長いと効果が巻き戻ることがある(1日14時間以上、正しい位置で使用する)

床矯正の施術適齢期はいつごろ?

5歳前後〜16歳くらいまでが適しています。
ただし、本人が簡単に外すことができるため、お子様本人のやる気や、目的意識も大切。反抗期を避けるという観点からも早めに開始することが成功率をアップする秘訣と言えると思います。

床矯正は歯の生える場所を広げる治療です。この時期の子供は、顎の成長を利用できるので、永久歯に生え替わる前に対処できればより負担の少ない施術が可能です。
歯並びで気になることがあれば、永久歯の奥歯が生える6歳前後に一度チェックしにご来院ください。永久歯が生えていても、少しでも早い段階で施術を始めることが効果を高め、生活への負担も格段に抑えられます。

床矯正の施術内容

脱着可能な床矯正装置の作成と、月1回の診察が主な治療です。
初診の際には、生活習慣のヒアリングや口腔内の診察、唾液検査などを行い施術計画を立てます。そして口腔内に合わせた器具を作成し装着することで床(顎の歯槽骨)を広げます。一般的な歯列矯正との大きな違いのひとつに、器具が可轍式(取り外し自由)なことがあげられます。当然、とりはずし期間が長ければ結果に大きく影響してしまいますが、部活中や食事の際に着脱することで、生活への負担が大きく軽減されます。患者さんには目的意識をもって施術に望めるよう丁寧に説明や治療を進めます。


床矯正装置:ネジを使い床部分を少しずつ拡げます
歯列矯正装置(リテーナー):拡がったスペースに前後していた歯を並べます

床矯正は顔や顎(あご)が大きくなる?

治療で広げるのは歯の生える場所(歯槽骨)のみですので、顔の輪郭が大きくなることはありません。輪郭は変わりませんが、歯並びが良くなることで顔立ちや表情のゆがみを防ぐ効果はあります。また、歯並びのコンプレックスを未然に防ぐことで自然で魅力的な笑顔を引き出すことも期待できます。

床矯正なんて聞いた事がないけど?

床矯正はヨーロッパ諸国で古くから、そして現在も行われている一般的な治療方法です。
日本の歯科治療、技術は主にアメリカを見習って発達してきたため、今までは矯正というと歯の外側に器具の見えるワイヤー矯正のイメージが強いのです。

床矯正の期間について

治療期間は症例によりまちまちですが、1~2年で終了する場合が多いです。期間中は、1週間に数回、保護者様がご自宅で付属の棒を使ってネジを回し、器具を少しずつ拡げます。 また1-2ヶ月に一度、経過観察と調整、虫歯リスクを抑えるためのお掃除などを行います。 機能的にも問題が解消し、見た目に御納得いただいた段階で治療は終了となります。主役の患者さん(お子様)が頑張って装置を入れてくれないと期間も長くなってしまいます。

床矯正の費用の目安は?

どれだけ歯を動かす必要があるかによって必要な装置の個数が変動し、それに伴い費用が変動します。ほとんどの場合床装置が1〜4個、リテーナーも製作して費用は10万円~40万円程となっています。動かすが範囲が小さく、片顎だけで済みそうな軽度の場合、床矯正装置1つ分の費用となりますが、移動距離が長い場合には4〜6つの装置が必要になるケースもあります。
※費用は診査代込み。1-2ヶ月毎に調整費として別途3千円程かかります。

床矯正のまとめ

・気づいた時が開始時期
・費用は大人の矯正の数分の1程度、期間は1~2年が多い
・虫歯や歯周病があると開始できない
・ヨーロッパ発祥の実績ある治療

当院の矯正治療について

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