2月17日、院内勉強会として講師をお招きし、子どもの口腔機能発達不全症と高齢者のオーラルフレイル(口腔機能低下)について学びました。近年、口腔機能の問題は歯並び・食事・発音・全身の健康にも関わる重要なテーマとして注目されています。当院でも、検査機器やトレーニング機器の導入を検討しながら、より良い診療につなげていく予定です。
例えば次のような症状が見られることがあります。
• 上手に食べられない
• 食べるのが遅い
• 音を立てて食べる
• よく噛まずに丸飲みしてしまう
• 発音が不明瞭
• 口呼吸(お口ポカン)
• 表情が乏しい
• 猫背や前傾姿勢で食事をする
こうした状態が続くと、歯並びやかみ合わせの異常につながることもあります。また、舌が下がった状態(低位舌)になることもあり、口腔機能の発達に影響を与える場合があります。
現在は保険診療でも、咬合力(かむ力)や 舌圧(舌の力)などを測定することが可能になっています。
高齢になると、お口の機能が徐々に低下するオーラルフレイルが問題になります。
進行すると次のような症状が見られる場合があります。
• 滑舌が悪くなる
• 舌がうまく動かない
• 噛む力が弱くなる
• 食べこぼしが増える
• 飲み込みにくい
• 水や汁物でむせる
• 歯の本数が減る
• 咀嚼が困難になる
また、高齢者では口腔乾燥症(ドライマウス)も増えます。口の中が乾燥すると「痛みを感じやすい」「口臭」「誤嚥のリスク」などにつながる可能性があります。そのため、口腔内の水分量を測定する口腔水分計などを活用した検査も重要になります。
今回の勉強会では、次のような検査機器についても学びました。
■ 検査機器
咀嚼能力検査:グルコセンサー
咬合力(噛む力)測定:デンタルプレステール/オラモ2
舌圧(舌の力)測定:JMS舌圧測定器
口腔乾燥の測定:口腔水分計ムーカス
口唇閉鎖力の測定:リットレメーター
■ 口腔機能トレーニング
検査だけでなく、トレーニングアイテムによる改善も可能です。
舌の筋力トレーニング:ペコぱんだ
口唇閉鎖トレーニング:リットレメーター/ポカンX
これらは子どもから高齢者まで幅広く活用できるトレーニング機器です。
口腔機能は、「食べる」「話す」「呼吸する」といった日常生活の基本に関わる大切な機能です。子どもの口腔機能発達不全症、高齢者のオーラルフレイルは、早期に気づき適切な対応を行うことが重要です。
当院でも、今後さらに知識を深め、検査機器の導入などを通じて、患者さまの健康維持に役立てていきたいと考えています。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 診療日 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ー |
平日:9:15~18:00 土曜:9:00~17:00
休診日:日曜・祝日
成人歯科健診/妊婦歯科健診(船橋市)
※ 2022年4月より、水曜診療を開始しました。
※ 診療日は都合により変更する事があります。詳しくは診療カレンダーをご参照ください。